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インプラント治療は保険適用外で高額な費用がかかるため、「もし数年でダメになったらどうしよう」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。また、顎の骨に穴を開ける外科手術への恐怖や将来要介護状態になったときのメンテナンスなど、心配事は尽きないかもしれません。
費用・身体・老後、それぞれで後悔につながりやすいケースを客観的に理解し、事前にしっかりとした予防策を知っておくことが、納得して治療へと踏み出すための第一歩になります。
治療を始める前に、まずはインプラント治療がどのような理由で失敗や後悔につながりやすいのか、3つの側面から具体的なリスクを確認しておきましょう。
インプラント治療は自由診療のため、歯科医院ごとに価格設定が異なります。インプラント本体の費用だけでなく、骨の厚みを補う骨造成などの追加処置、上部構造(人工歯)、治療後の定期的なメンテナンス費用が発生することも少なくありません。
事前の見積もりが”インプラント1本分”の最低限の費用のみだった場合、後から追加費用が積み重なり、総額が当初のイメージを大きく上回ってしまうケースがあります。途中で資金がショートして治療を中断することがないよう、追加費用を把握することが大切です。
インプラント治療は顎の骨にドリルで穴を開け、人工歯根を埋め込む外科手術です。頻度は高くないものの、細菌感染による化膿や周囲の血管・神経を傷つけてしまうリスクはゼロではありません。
とくに下顎の手術では、下歯槽神経(かしそうしんけい)という太い神経を損傷し、麻痺やしびれが長期間残ってしまったというケースも報告されています。術後に激しい痛みや異常な腫れが続く場合は、自己判断で放置せず、すぐに担当医の診察を受けることが大切です。
インプラントは人工物のため虫歯にはなりませんが、歯周病と同じような「インプラント周囲炎」にかかるリスクがあります。インプラントには天然の歯が持つ歯根膜(細菌の侵入を防ぐバリア機能)がないため、一度炎症が起きると進行が早いのが特徴です。
日々の歯磨きが不十分だったり、定期検診をサボってしまったりすると、細菌が増殖して顎の骨を溶かし、最悪の場合はインプラントが抜け落ちてしまう可能性も考えられます。
前述のようなリスクを回避し、インプラントを長持ちさせるためには、医院選びの段階から治療後までの全工程において、確認しておくべきポイントがあります。
見積もりを提示された際は、その金額が「手術から被せ物が入るまでの総額」なのかを必ず確認しましょう。さらに、万が一インプラントが破損・脱落した場合に備え、保証制度の有無や保証が適用される条件(定期検診への通院が必須など)も把握しておくことが重要です。
また、最初からインプラントに絞り込むのではなく、入れ歯やブリッジといったほかの治療法のメリット・デメリットも比較し、自分のライフスタイルや予算に合った選択肢を探る姿勢が後悔を防ぐポイントです。
神経や血管を傷つける手術トラブルを防ぐためには、歯科用CTなどの機器を用いて顎の骨を立体的に把握し、緻密なシミュレーションを行っている歯科医院を選ぶことが必須です。
医院選びの際は、以下のポイントを満たしているかチェックしてみてください。
インプラントは手術が終われば完了ではなく、その後の継続的な管理がインプラント寿命を大きく左右します。自宅での丁寧なセルフケアに加え、3〜6か月に一度を目安に歯科医院でプロによるクリーニングと噛み合わせの調整を受けることが欠かせません。
また、「将来、自分自身で歯磨きができなくなったらどうしよう」と不安な方は、訪問歯科診療(自宅や施設に歯科医師が来てくれるサービス)に対応している医院を選ぶのも一つの方法です。事前に家族へインプラントが入っていることを伝え、将来的なケアについて話し合っておくとより安心できるでしょう。
インプラント治療は高額な自己投資であり、外科手術を伴うため、費用・身体・老後のメンテナンス面で不安を感じるのはごく自然なことです。しかし、事前に考えられるリスクを理解し、精密な検査を行う歯科医院を選んで適切なメンテナンスを継続すれば、多くのトラブルは未然に防ぐことができます。
「失敗したらどうしよう」と一人で悩まず、まずは複数の歯科医院で初診相談やカウンセリングを受けてみるのがおすすめです。少しでも気になる点や不安があれば遠慮なく質問し、心から信頼できる歯科医師を見つけてから治療へ進みましょう。
インプラントは外科手術を伴う高い技術が求められる治療です。
歯科医師のスキルの目安になる一つの指標が、
『厚生労働省認定歯科医師 臨床研修指導医』
という資格。
歯科医師に指導できるだけの経験や技術を持ち、常に研鑽を積んでいる医師だけが保有できます。
このサイトでは、厚生労働省認定の臨床研修指導医がいる歯科を、名医がいるクリニックとして定義。
そのうえで、さまざまなインプラントの治療法に対応しているかどうかでクリニックを比較しました。(2019年6月時点)
▼表は横にスクロールすることができます。
| ケンデンタル クリニック |
| ササキデンタル クリニック |
| 南外山堀井歯科 |
| 切らない治療 | 骨を厚く する治療 |
静脈内 鎮静法 |
オールオン4 |
| 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 記載なし | 〇 | 記載なし | 記載なし |
| 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
※1 治療終了後も定期健診を受けられる方が対象になります。
※このサイトでは、厚生労働省が歯科医師臨床研修施設として認定している歯科を、名医がいるクリニックとして定義しています。